26/07/2022
作品「Tipping Point」にご賛同いただいた皆様へ
先日は作品「Tipping Point」のプロジェクトにご参加・興味を持っていただき、本当にありがとうございました。まさに「Tipping Point」を考えてしまう暑い夏となりましたが、おかげさまで、ミュゼふくおかカメラ館でのふたり展「私たちはずっと宇宙にいます」は6月4日から7月10日までの会期を無事終了することができました。みなさまにご協力いただきました作品「Tipping Point」は、添付した写真のとおり展示いたしました。そして作品の左側の壁にみなさまのお名前を掲示いたしました。
作品についてお伝えします。
具体的には、みなさまからいただいた写真を印刷し、それを1㎝角~2.5㎝角にカットして海の欠片としました。この海の欠片たちをすべて混ぜ合わせ、A2サイズの海写真のパネル上に1枚1枚貼っていきました。あふれだす海を表現したかったので、海の欠片はパネルからはみ出しています。そしてこれを、白いボードの上に設置し、あふれだそうとする海とそれを何とか止めようとするイメージを表現しました。7つの海をイメージして7枚制作いたしました。
実は富山県はとても湿度が高く、展示にはとても気をつかう土地です。作品をきちんと管理していないと作品が反ったりたわんだりしてしまうのです。そのため、「Tipping Point」 は展示しているうちに作品が反って立体的になってくることを期待して、 みなさまからいただいた海の写真をあえてトレーシングペーパーに印刷しました。展示中に梅雨をむかえたこともあり期待どおりに海の欠片たちはそれぞれ自由に反っていき「まるで波立っているように見えるね」と言ってくださる方もいらっしゃいました。
さて、お伝えしておりましたとおり「Tipping Point」は、会場にいらしていただいた方には作品の一部(海の欠片)を持ち帰っていただく作品でした。本来であれば、作品からこぼれた海の欠片を拾って持ち帰っていただこうと考えていましたが、今回は新型コロナウィルスの感染拡大防止のため、受付時に小さな袋に入れた 海の欠片 をお渡ししました。
ラジオ3局、新聞2社、ケーブルテレビ1局にも取り上げられ、富山県内のみならず、県外からも多くの来館者が訪れ、この海の欠片を持ち帰っていただくことができました。
最後になりますが、みなさまからいただいた海の写真はいろいろな色やニュアンスがありました。私たちふたりだけの写真では、この 「Tipping Point」はできなかったはずです。みなさまの写真あっての作品でした。本当にありがとうございました。
これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。
2022年7月
松龍
Ritsuko Matsush*ta