01/05/2015
髪について
ビーワン水を使った頭皮頭髪のケアに携わって16年。
来る方来る方に施術前後の頭皮の状態をマイクロスコープで見続けてきた16年でもあります。
日々これだけをやり続けておりますと、「髪の組成は、こんなかなあ。」と幾分鈍感な私でも見えてくることがあります。
白髪の根本を見ると透明な毛髪に白い芯が見えます。もっとよく見ると中が空洞になっているように見えます。
私はこれを「筋金入りの白髪」と呼んでいます。中が空洞なので透明部分にいくらヘアカラーの色素をつけても、白い芯がカバーしきれないからです。 髪の色は同じような黒髪に見えても、一本一本太さも違えば、色も違い、黒~濃い茶~茶~薄茶~透明~白芯入りのように、段階なくグラデ-ション的に一本一本違いますし、根元と毛先の色も染めてない方でも違ったりします。
過去の育毛剤のCMで、「古来、中国では髪を血余という。」というのがありました。赤血球にメラニン色素があり、ミネラル分が酵素の働きで、色素とミネラルに酵素が反応して髪に色がつくのです。
体毛や毛髪の役割として、血中の毒素(化学物質や有害ミネラルなど)を排泄・吸収する役割があり、某ヒ素カレー事件の際も毛髪中のヒ素を調べて中毒症状の原因を特定したように、身体は不要な有害ミネラルや化学物質を体毛や毛髪に吸い上げさせて、血液の浄化を行なっているふしがあります。血余といわれる所以は、こんなところにあるのではないでしょうか。
また最近の科学捜査においても、毛髪一本からその人のDNAやら生活習慣、食物の好みなどあらゆるデータが分析できるそうで、完全犯罪をねらうなら指紋をふき取るだけではなく、頭髪や体毛を落とさないようにしなければなりません。
ドラマ「クロコーチ」のなかで連続殺人鬼が、体毛を全部剃っていたのも証拠を残さないようにするためでした。
脱線してしまいましたが、毛髪は体表に飛び出して角化した、血管なのではないかと思うのです。「大事な頭を守るためにいっぱい髪が生えているんだよ。」と子どもの頃に聞いていましたが、私はずっと、クッション材として守るんだなと受け取っていました。
脳はたくさんの血液を使い、汚れた血液が巡ってくると大切な脳を守るため、汚染物質を排泄するために皮下に有害物質を押し出し、毛髪がそれを吸い上げ解毒するというメカニズムがわかっています。解毒作用をもつ毛髪の成分に、多く含まれるのがシリカ(ケイ素)であることも理解できます。
そこでクエスチョン!ペルーの高地民族は、生でジャガイモを食べます。ジャガイモにはソラニンという毒素があって中毒を起こす恐れが高いのになぜ生で食べられるのでしょうか?(緑がかって芽の出はじめたジャガイモでカレーを作り、家族一同3日ほど寝込んだ経験あり!)
スーパーひとしくんをかけて、黒柳さんが正解していた記憶が。。。ペルーの高地民族は、解毒のために土をつけて食べるのです。
なぜ土か?土の中に一番多い成分はやはりケイ素。ケイ素の解毒作用を利用して土をつけながら食べるのです。(関連商品に水溶性ケイ素ドリンクがありますねえ。。。効果が期待できそうです。)
キューティクル(髪表面のうろこ状のもの)の働きは、あとに譲るとして、こんな大切な役目をもった髪を何の対策もなしにパーマやヘアカラーなどで薬液処理することは、自然のデトックス作用を失い、長い目でみれば健康を損なってしまうことになります。
美容師は、髪を大切に扱い、頭皮を傷つけないよう丁寧に梳かし、切り口である毛先以外に刃先が当たることをなるべく避けるようにカットすることは、髪のダメージを防ぎ、扱いやすい髪のための大切な心掛けであると思っています。
http://a-femme.jp/?p=540