01/09/2026
「生きているうちに、少しでも喜んでもらいたい」
そんな想いから、一枚の古い家族写真をカラー化しました。
東京都武蔵野市のお客様より、古い家族写真の写真修復・カラー化をご依頼いただきました。
(※お客様より掲載の許可をいただいております。)
今回のお客様は、先月ご依頼いただいた「昔の軍人さんの集合写真のカラー化」に続き、2回目のご依頼です。
メールで拝見したお写真は、長い年月を経て全体的に色褪せが見られましたが、人物の表情や細かな部分はしっかりと残っていました。
そこで、高解像度スキャナーで丁寧にデジタル化し、まず写真本来の濃淡や階調を整え、その後、撮影された時代背景や服装なども考慮しながら、一枚一枚手作業で自然なカラー化を行いました。
完成画像をご確認いただき、六つ切りサイズにプリントして、画像データとともに納品させていただきました。
そして、お写真到着後、お客様から大変嬉しいお言葉をいただきました。
「お願いした写真に映っている男の子と赤ん坊が私の叔父と母で、今は89歳、86歳になっています。生きているうちに少しでも喜んでもらえることはないかと思い、この度、幼少期の写真のカラー化をお願いしたものです。」
完成した写真をお母様に手渡されたところ、大変喜んでいただけたとのこと。
そして、お盆休みには叔父様にも手渡される予定だそうです。
私たちは写真修復の仕事を通じて、たくさんの古い写真をお預かりします。
しかし、その一枚一枚には、それぞれのご家族の思い出や人生があります。
幼い頃の自分。
一緒に写っている家族。
懐かしい家や風景。
色褪せてしまった写真でも、そこには二度と戻ることのできない大切な時間が残されています。
一枚の写真を修復し、カラー化することで、その写真が再び家族の会話や笑顔のきっかけになることがあります。
私たちは、単に写真を綺麗に修復するだけではなく、その写真に込められた想いも大切にしながら、未来へ残していきたいと考えています。
今回、完成した一枚の写真が、お母様や叔父様、そしてご家族の皆様にとって、懐かしい思い出を語り合うきっかけになれば、これほど嬉しいことはありません。
この度は、大切なお写真を二度にわたりお任せいただき、誠にありがとうございました。